『期間限定の山・赤旗山』

本土にも入山期間を設けている山がありますが、小笠原諸島・父島にもあります。
私のお気に入りの山『赤旗山』もそのひとつです。
今日は赤旗山をご紹介します。

赤旗山ルートは7~12月まで利用ができます。
保護地域の指定ルートのため、ガイド同行が必要な山です。
なぜに入山期間を設けているかというと、
天然記念物・中型猛禽類の小笠原諸島固有亜種「オガサワラノスリ」の生息環境を守ることが1つあります。

このルートの終点は赤旗山山頂(265m)ですが、
ルート上には見晴らしの良い場所がいくつかあり、見渡す方向が違うので、面白いです。

行程は片道500m程度で、高低差は50mほどです。
往復の所要時間は休憩も含めて1.5時間程度です。

歩く時間は短いですが、利用する人が少ないためかルートがわかりづらいです。
基本、藪に覆われています。
ここ歩いて良いんですか!?というようなルートなので、
綺麗に整備されたルートではなくワイルドな感じで歩いていきます。
よって、ある程度山歩きをされている方や、元気なお客様たちと行くことが多いです。

父島のトレッキングは千尋岩(ハートロック)だけではありません。
小さい山ですが、面白い山がたくさんあります。
ぜひ森歩きツアーでリクエストをください。
お待ちしております。