修行中!
こーだい君
今年の夏は、この男を語らずにはいられない。
7月上旬に届いた1通のメール。
そこには、大学の夏休みである8月から9月の1ヶ月間程、
シーカヤックなどに関するお仕事のお手伝いをさせていただくことはできないかという内容が。
アルバイトとしてではなく賃金はいらないと。
正直、個人的には気乗りしなかったのだが、
友里ちゃんは受けてみたらと。
自分でもよくわかっている私の苦手なこと、
それは口下手というか説明下手。
人に説明するのが苦手だから、ついつい自分でやってしまう。
「伝える」というガイドとして最も大事なことが苦手なのは、
ガイドとして致命的だとも思っている。
そんな自分の苦手意識を理解している友里ちゃんだからこそ、
受けてみたらというアドバイスをしてくれた。
では、どんな子かとメールを進めて行くうちに、
いつのまにか自分の過去と重ね合わせていた。
大学生時代、
休みのたびに水族館やイルカトレーニングの研修、
ダイビング屋さんの手伝いをしてきました。
こーだい君と同じように、
いきなり手紙やメールを送って研修の依頼をしていました。
当然断られることが多かったけれども、中には受けていただけた場所もあり、
とても充実した時間を過ごすことが出来ました。
大学生時代に小笠原にも来なければ、きっと今の自分はないでしょう。
多くの場所で充実した時間を過ごし、その場で働く先輩たちと話すことで、
将来の自分の仕事について選択肢が広がっていったことを覚えています。
その時自分はお世話になった方たちに感謝しか伝えることが出来なかった。
今度は自分が後世の若者になにか伝えられることが出来れば、
恩を繋ぐことができるのではと思うようになりました。
そして、ソルマルファミリーの一員としてこーだい君を呼びました。
父島に到着して早々にしてもらった仕事が養生でした。
彼と一緒にやってきた台風8号は、養生の必要があるコース。
そして、それは明日からツアーに行けなくなることを意味していました。
着いた翌日からしばらく休みという(笑)
作業しながら話していると、
こーだい君は自分が雨男だという自覚があり。。。
聞いて、私は絶句。
早々に内地に帰ってくれと言いました(笑)
台風が過ぎ去り、やっとツアーに出られるようになりました。
ラフティングやダイビングをしていた彼は、シーカヤックも筋が良く、
すぐにシングルカヤックに乗れるようになりました。
日中はツアーに同行し、
ツアーの準備や後片付けなど、たくさんのことを手伝ってもらいました。
時には、味噌汁のような透明度の海のなかをスノーケルしてもらったり、
1人でカヤックの片づけをしてもらったり。
ヨーロッパからきたお客様の対応を英語でしてもらったり。
普段断るような事だったり、時間がかかることが、
彼がいてくれたおかげで
完成度が高く・時短でこなすことができました。
彼になにか伝わればいいなぁと思っていた私が
逆に彼からたくさん学ぶことがあり、
私としてはこーだい君と出会えて良かったと思っています。
ゆくゆくは子供たちに自分の歩んできたストーリーを話し、
子供たちになにかしらの影響を与える教職という道を志している彼。
たった1か月いう短い小笠原滞在の経験が
後に活かしてくれたら嬉しいなと思います。
私の説明下手はこーだい君のおかげで、
少しだけレベルアップしただろうと信じたいです。
こーだい君、ありがとうございました!
またどこかで逢おう!
初めまして(^^)
井上里花と申します。
(今年還暦になりました(^^))
この度はこーだい君が大変お世話になりありがとうございました。
と、偉そうですが私もHONKI U niversityの皆さんと知り合い2年前からこーだい君達にはお世話になっています。
一緒にラフティングのレースに出たりサンタクリスマス🎅運動会やこーだい君達が中心で活動しているユニバーサルカヤックにも参加させていただいています。
この夏のこーだい君のfacebookを楽しみに拝見しておりました。
息をのむような美しい自然!
機会があれば是非行ってみたいと思いました。
こんにちは
自然体験ガイド・ソルマルの須田泰臣です。
コメント、ありがとうございます。皆さまで楽しく漕がれているんですね!
ぜひ、こーだい君から小笠原の話を聞いてみてください。
きっと素晴らしい話をしてくれることでしょう(笑)
ぜひ機会があれば、ご来島おまちしております。
ありがとうございました。