『荒波のりこえて!』 2020.10.12
無人島アドベンチャーコース
今日はカヤック経験者のお客様とカヤックへ!
台風の影響により湾内にもウネリ・風が抜けていましたが、
ガシガシと漕いできました。
ご予約時、父島初来島でカヤックの経験者というお客様からのお問い合わせのとき、
色々と弊社から質問をします。
お客様が今までどこで、どんなカヤックで、距離やその時漕いだ海況とかを聞いて、
ザックリと父島で漕ぐコースをイメージします。
もちろん当日のお天気・海況によって、イメージしていたコースを変更することは多々あります。
なぜなら、太平洋にポツンとある小笠原は、
お天道様のご機嫌が悪くなると、湾内ですら外洋と同じような海況になることがあり、波高3~4mというのはよくあります。
この日はボートでも外洋に行くのには苦労する海況…
そうなってくると、はじめましてのお客様とどのあたりを漕ぐか、とても悩みます。
お客様と一緒に漕ぎ始めて10分程度で、お客様の漕ぎっぷりやクセを見つけ、
今日の海況のなか、漕ぎやすい漕ぎ方をお客様にアドバイスしてからは、もうガシガシ漕いでいましたね~
写真じゃ伝わりづらいのですが、
カヤックの目線だとウネリが目の前に立ちふさがり、水平線は見えなくなります。
ウネリを乗り越えたあとは、カヤックがバシャンと水面に叩きつけられます。
まるでジェットコースターのようにカヤックは動いていきます。
きっとカヤックに乗ったことがない人が私たちを見ると、
大丈夫なの!?って心配されるような動き方だと思います。
実際のところ、ジェットコースターのように乗れてしまえば楽しすぎるのです。
荒波をこえ、
今日の休憩浜の製氷海岸に到着です。
製氷海岸ではサンゴや魚を見に泳ぎに行きました。
ランチ時はタープを張ったのですが、簡易タープは風にあおられまくり~(風が強くなっていきました)
そして海洋センターでカメたちを愛でてきました。
復路はおがさわら丸横を漕ぎ進め、またウネリ・風と闘いながら、扇浦海岸へと戻りました。
ツアーご参加いただいたお客様へ
荒波のなか、とても楽しく漕いでいただき、ありがとうございました。
今後、なかなかあのような海況では漕ぐことがないかもしれませんが、
ぜひまたカヤックを漕いでください☆