『時として子供の反応は親の期待を上回る』 2021.8.30

子ガメ放流会の出来事

まずは見て頂こう、私のかわいい息子の顔と子ガメちゃんを!

この日は海洋センターが行う夜間子ガメ放流ツアーに家族で参加してきました。
息子はウミガメの存在も認識しており、普段から昼間は海洋センターに出向き御飯をあげていたりします。
このツアーに参加する前には『子ガメちゃんに会えるぞ~』と息子に伝えてあります。
下地が出来ていると思っていたので、
子ガメを自分の手で放流することは息子はきっと楽しんで頂けるであろうと、親である私は思っていました。

ところが!!
いざ、子ガメとのご対面~♪のときにこの顔です。


そして、顔は固まり、一向に子ガメを見ようともしない!
当然触ることはせず、ただただカメと目を合わせないように全集中です。

楽しんでいる顔ではないですよね(笑)
むしろ早く帰りたがっていました。

きっと色々な理由でこの反応が生まれたのでしょう。
見慣れた子ガメを放流≦夜・人が多い・子ガメがわちゃっとしている
色々な理由で早く帰りたくなってしまったのです。

この経験を踏まえ、お子様がツアーにご参加いただくときは、
出来る限りお子様がどんな反応・要望をしても対応できるようにしていきたいと思いました。
ガイドとしては無表情になってしまう遊びを無理やり続けるよりは、
笑顔になってくれる遊びをした方が嬉しいです。
きっと子供も親御さんもそうだと思います。

必ずしもお子様がカヤックを楽しむ、森歩きを楽しむかといったら、そうではないのです!
大人のやりたい意欲が勝り、子供に付き合ってもらうときもあるでしょう。
実際、カメ放流は私がやりたかったので、子供はつまらなそうな顔をしながら、私が放流しました(笑)

誰にとって、何がベストな遊びなのか。
どうぞ家族会議を開いてください。
もちろん、私に手伝えることがあれば、精いっぱい頑張ります!

後日談
この日のことを息子に聞いたら、『カメ怖い』とな。
感情を知る事は人として成長するには大事な要素。
楽しくはなかったけど、ある意味夏の思い出になったことでしょう(笑)
良いのか悪いのか~どっちやらです。