『雨のあとの森の元気さ』 2020.9.22
トレッキング1日(千尋岩:ハートロック)
今日は島内で1番人気コースの千尋岩(ハートロック)に行ってきました。
蒸し暑い南風で、午前中は汗をだらだらと垂らしながらのトレッキング。
ただオガサワラゼミの大合唱が林内で響き、季節は秋なんだなぁと実感しました。
夏、小笠原には台風が上陸していないので、草木は元気すぎるほど伸びています。
登山道入り口からすでにジャングルでして、やぶをかき分けて進んでいきます。
このルートの隠れ愛され植物はコケたちだと勝手に思っています。
苔むす感がすごいのです。
特にこの日はトレッキング中にザーッと雨が降った(私たちは林内だったので、さほど濡れることはなかった)おかげで、
森の香りがふぁ~とたちこめ、
葉や苔には水滴が付きました。
そのあと、雨雲が過ぎさり、森のなかに太陽の光が差し込みます。
植物たちの「今テンション上がってます!元気です!!」というのが感じ取れました。
お客様もこの変化に気づいたようで、苔現れるごとに鑑賞です。
雨が止んだころに、今日のゴール・千尋岩に到着です。
雨雲なし!貸切!
南を見ると、母島列島が水平線にくっきりと見え、そして青空と赤土のコントラストが綺麗でした。
また北を見ると、雨のカーテンが広がり、植物たちの緑が濃くなっていく様子が見れました。
もちろん復路もジャングルの中を。
午前中とはがらりと変わり、雨のおかげで涼しいジャングルトレッキングでした。
ツアーご参加いただいた皆様、
ありがとうございました!
苔日和な1日となりました。